近年、凝集剤価格の上昇が続き、汚泥処理にかかるコストの増大が多くの現場で深刻な課題となっています。薬剤の削減を検討しても、処理品質への影響が懸念されるため、なかなか踏み切れないというお声もよく聞かれます。
そこで見直されているのが、「混ぜ方=混合効率」という視点です。同じ薬剤でも、混ざり方次第で効果は大きく変わります。薬剤の量を減らすのではなく、効かせ方を変えることで、品質を落とさずにコストを下げることが可能です。
スタティックミキサーを導入することでコストダウンへ
凝集剤の無駄打ちをなくすために、既存の処理配管にスタティックミキサーを後付け設置しました。可動部のないシンプルな構造のため、工事の規模も小さく、短期間での導入が実現しました。
コスト削減につながる3つの理由
① 凝集剤の”無駄打ち”を防ぐ 配管内で瞬時に均一混合を実現。凝集剤が汚泥全体にムラなく行き渡るため、過剰注入が不要になります。
② 少ない添加量でも確実に効かせる 高い分散性能により、凝集剤の有効成分を最大限に活用。従来より低い添加量でも、同等以上のフロック形成が可能です。
③ フロック品質向上による二次コスト削減 強固で大きなフロックが形成されることで脱水性が向上。含水率の低下が搬出コストの削減に直結し、トータルコストダウンを実現します。
設備としての優位性
- 可動部なし → 故障リスクが低く、メンテナンス負担を軽減
- 既存配管に後付け設置可能 → 初期投資を最小限に抑えられる
- 電力不要 → 導入後のランニングコスト増なし
スタティックミキサーは単なる混合装置ではありません。凝集剤コストを削減するための、シンプルかつ実績ある手段です。薬剤価格が上昇している今こそ、量を削るのではなく、効かせ方を変えるという選択が、現場のコスト構造を根本から改善します。
導入のご相談・詳細なご提案はお気軽にお問い合わせください。









